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ココロって? その①

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ココロって一体どこにあるの?

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心があること自体が子供のころからの摩訶不思議なことだった。「ココロっていったいどこにあるのだろう。」さわれないしつかめないし見えない。でもココロは日本語として知覚しているような気がする。その心の動きや感情、考え方、また物事のとらえ方は、どのようにどこからどこで起きるのだろうか。

ココロって一体どこにあるの?

また私には原因がわからない心や感情の動きがあった。初対面なのにこの人は好き、こういう人は嫌いとかにはじまって高所恐怖症や水を触るのが苦手なことや社会に参加するのが苦手なことなどなどだ。

 

心のことを学ぼうとして参加したのではありませんが、2011年、私はユニティインスチィチュートでサトルボディヒーリング(SBH)というワークを学びました。

どんなコースか簡単に言うと現在も残っている過去や過去生のエネルギーを解放することを学ぶ、1年に3回2年間のコースです。そのワークを受けた理由は、ワークを受けていた友人がどんどん変わっていって、とても興味が湧き自分も参加したいと思ったからでした。

 

素晴らしい講師たち

column_main_002_02講師はリーラとプラザード・アルビナ夫妻という3人の素晴らしい講師でした。アメリカから1年に3回日本に来てくれます。

まず驚いたのは、その講師たちが教えてくれる内容の貴重さでした。私はかねがね、心やそれ以上の見えないものに関する知識を知りたいと思っていました。しかし、そんなことに関することが書かれている書物は全く理解出来なかったり、あるいは特別な人には起きるかもしれませんが私には起きそうもないことが書かれていて、自分には関係ないことだし、自分はつまらない人間なんだと思いました。

実際に誰でもが体験できて納得できる普遍的なことを知りたい。どうやったらわかるのだろう。どこにその知識の入り口はあるのだろうと思っていました。そして彼らは、いともあっさりと当たり前のように、そして初歩から丁寧にそうして次第に私が知りたかった心のことやそれ以上のことを教えてくれていったのです。

 

コースが始まる!

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コースではチャクラをリーディングすることから始まりました。チャクラのリーディング??怪しい言葉でした。ちょっぴり後悔しました。チャクラって・・・どこにあるん・・精神世界の人が使う言葉よね。リーディングっていったい何??どれも証明されていないものよね・・・。私、怪しい世界に足を踏み入れたかも・・・。

そんな不安を抱えながらコースを受けました。みんなにチャクラの状態をリーディングするように言われました。「そんな超能力みたいなことできるわけないやん。」と私は思いました。しかしみんなはリーディングをすらすらとしてゆきます。私だけが素直じゃないのかな?

プラザードは私たちがリーディングが出来ているか出来ていないかもわかっているようでした。「なんでわかるんですか?」と参加者がいぶかって聞くとプラザードは「ハハハ、私は長く講師をやっているからね。」と笑って答えました。そんなこんなでやっと一回目のコースの3日間が終わりました。

コースが終わって帰路の新幹線の構内を歩いているとき私は自分の感覚が非常に研ぎ澄まされているのを感じました。これほどの感覚は初めてです。コースを受けたからなのでしょう。私は講師の実力をひしひしと感じました。すごい・・

 

次は過去生のリーディングへ

column_main_002_041年目は、チャクラについて学んだあとチャクラのエネルギーのバランスをとることを学びました。

2年目は、過去と過去生のカルマの解放という順序だったような気がします。

チャクラという言葉にもまだなじめないのに過去と過去生のカルマの解放です。

過去生って…そんなこと公言していいの?…そんなこと言ったら変な人と思われる…。私は過去生のカルマの解放をしているとは誰にも言えませんでした。

講師のプラザードは「私たちは過去生という重い荷物をスーツケースに入れて、この生から次の生へと生きていくから大変なんだ。」と言いました。そうして過去生によって滞り凍ってしまったエネルギーを解放するのでした。相手の過去生をリーディングする、そんなことはやってみたこともないし、できるはずもないと思うのですが、講師の指導が素晴らしいのでしょう。なんとかみんなできていきます。過去生は、勉強したいと思うほどには興味はなく、それほど影響を受けているとは思いませんでした。

しかしワークを学んでいく間でプラザードの言葉を実感する経験や、過去生からくる影響を自分なりに考えてみる出来事がいくつもありました。

 

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種を宿したままで生まれ変わるとは、どういう事なのでしょうか?

 

ある時そのことはおきました

2年目のコース中の休憩時間のことです。参加者の若い女性が私のところへやってきました。「すずさん、わたしのこと嫌いでしょ。」と突然言いました。事実私は彼女を嫌いで、彼女を見ると不快な思いがしていたのです。

すると驚いたことに私の口がcolumn_main_002_07「嫌いよ、だってあんた、あの時、私にひどいことをしたじゃない。」と言いました。あの時ったってこのコースで初めて会う人に、いつのことを言っているのでしょう。

すると驚いたことに彼女も「あの時私も辛かった。」と言いました。「ああ、そうか彼女にも立場があったのか」と私の中の誰かが納得し救われたような気がしました。

二人はオイオイ泣き始めました。私は彼女にどこか地下の迷宮のようなところに生きて閉じ込められてしまったようなぼんやりとした思いがしたのです。二人で泣いたあと、彼女を嫌いという思いがすっと消えたことには驚きました。

 

またまた種子が発芽?

また、別の時、別の参加者の女性を見たとき私は「あ、いやだ。」と思い避けていました。後で聞くと彼女も「まずい。」と思ったそうです。それなのにある時、私の腕が彼女の腕を捕まえて「宿題を一緒にしよう。」と誘いました。コースにはいつも宿題が出るのです。私が意図もしないのに私の腕が彼女の腕を捕まえたことに私自身がびっくりしました。誰がこの体を動かしているの?

自分から声をかけて以来、タガが外れたように私は彼女のことが気になって気になって仕方がなくなりました。なぜだかわかりません。私は「過去生が原因かも知れない。」と考えました。しかしどんな過去生かはわかりません。

column_main_002_08そこで二人でその時の講師のリーラのところに過去生を聞きに行きました。

するとリーラは「何が見えますか?」と私に聞きました。私は「海のそばの小さい家で彼女と暮らしていたような気がします。」と言いました。私は男性でした。「そうよ。」とリーラは答えました。今度はリーラは彼女に向かって「あなたは何故逃げたの?」と聞きました。ギョギョギョ!!!!

彼女は「自由になりたかったから。」とcolumn_main_002_09答えました。彼女を失って以来私は「死にたい。」と悲痛な思いで暮らしたようです。私の中の誰かが「なあんだ、こんなところで生きていたのか。」と安堵していました。

そのことにも私は非常に驚きました。私の中に、私の知らない、別の私がいる!!!

その時です。私の中にいつもある「死にたい」と思う気持ちがパッと消え心が軽くなったのです。もしかしたら現在生きていると思っているこの生は過去生も同時に生きているのではないか。

 

過去生から助けられました。

それから・・コースの中でカルマを解放する練習を、コース生同士でしていた時のことです。私はクライアント役になって、横たわっていました。講師のアルビナが通訳を連れて私のところにやってきました。「すずは重荷を背負っているから、一緒に取りましょう。」と練習している相方にいいました。

column_main_002_10アルビナは私の胃のあたりに手をつっこむようなしぐさでこんにゃく玉のような大きさの黒いエネルギーを掘り出しました。実際にはさほど体に触れてはいないのですが、体の中に手を掘り入れられているように感じました。

ボッコンと引き抜く音が聞こえたような気がしました。はたから見る目には何も起こっていないように見えるかもしれませんが、私は、胃のあたりがが吊り上げられ、そうしてドスンと落ちたような気がしました。

 

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私の意識ははっきりしていましたが、私の中の誰かは大手術の後のような放心状態でした。「ああ、このことだけは決して助からないと思っていた。助けられることがあるんだ。・・・もう生きることなんてどうでもよかった。」その人は助けられたことに感謝をすることもできないくらい消耗しきっていました。

「こ、こんな人が自分の中にいたんだ!!!! 」どうりでいつもしんどかった。

私はいつも何かしんどいしんどいと胃を引きずるような思いで疲れ果てていました。それはこの人が私の中にいたからかもしれない。

今までの人生の中でこのことほど人の親切がありがたかったものはありません。それは言葉につくせないほどです。過去生のエネルギーを解放しただけで、これほどの重荷が、なくなったのでした。それはどんな人生だったのでしょう・・・アルビナに聞きたかったったけど聞きませんでした。

つづく

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